SAY-SHOW
アスファルトに響く青の残響
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About

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の空気をどこかに感じさせながら、明るさの裏にある不穏さや、少し笑えて少し怖い感覚をローファイな質感で描きました。日常の端っこにある“うまくいかなさ”が、いつのまにか大きな物語に飲み込まれていくようなイメージです。軽やかに進むほど、どこかで取り返しのつかない気配が忍び寄る、そのアンバランスさを大切にしています。懐かしさと異物感が同居する空気のなかで、かわいさと危うさが同じ表情をしているような景色を目指しました。聴き終えたあとに、ちょっとだけ背筋がぞくっとするのに、なぜかもう一度聴きたくなる——そんな余韻を残せたらうれしいです。

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Lyrics

ビルの隙間をぬける風が
知らない会話を運んでる
冷めたアイスコーヒー 持ったまま
今日の暮らしを歩いてく

目覚めきらない街のざわめき
遠回りするタクシーのテール
回送バスが映す 幻みたいな
すれ違いの中で

アスファルトに青が残る
止まらない、だけど急がない
揺れる日常の片隅で
未来を少し分けあえたら

すりガラス越し 聴こえる音楽
消えそうで消えない 鼓動みたいに
さみしさも 強がりも
この街に溶けていく

点灯前の看板の裏
昨日と今日は交差して
誰も知らない秘密がそっと
夜になるのを待っている

アスファルトに青が響く
迷いながら、でも止めない
その静かな瞬間の中で
君と歩幅を合わせてた

朝焼けに染まる交差点で
また今日が始まっていく
誰かの歌 誰かの夢
街がそっと受け止めている