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映画『熱烈』から、「代役としての葛藤や孤独を、自分はこれしかないと信じ抜く青い炎に変えていく執念」をシティ・ヒップホップのチルな世界観で表現しました。ブレイキンの要素を取り入れつつ、夜の街を散歩する時にぴったりな、心地よいリズムとピアノを組み合わせた一曲に仕上げました。
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Lyrics
(Cool blue heat... deep inside. Yeah.) チャイムが鳴ったから いつもの場所へ 特別な気合なんて 別にないけれど 上履きを脱ぐ感触 慣れ親しんだ床 体育館裏 誰もいない 静かな午後 昨日できなかったことが 今日もできない そんな当たり前を 僕はただ繰り返す 部室の隅 飲みかけのスポドリ ぬるくなった温度が 今の僕にはちょうどいい 鏡がなくても 身体の軸は知っている 派手な技よりも 基礎を刻む 4小節 憧れは 遠くにあるから 綺麗なだけで この足元の 擦れ跡こそが 唯一の真実 音楽が 止まっても 心臓の奥の 針は動いている 夕焼けが 街を飲み込んでも この熱だけは 奪わせない 消えはしない 青い炎を抱いて 表面はクールに 芯は熱いまま 笑われても 別に 構わない 自分のルールを 守り抜くだけ 皮膚の裏側焦がすように 踊れ 大会前夜 閉じたままのタイムライン 誰かの叫びは 僕の耳には届かない 「無理だろ」って 声も 乾いたノイズ ボリュームを絞って 自分の鼓動を聴く 体育館の隅 独りきりのフットワーク 影と呼吸を 合わせるだけの 聖域 完璧な 答えなんて ないけれど この反復の先に 何かがあると信じている 制服の下で 静かに、けれど激しく刻む鼓動 明日が来ても 僕はきっとここにいる Deep Blueに 全てを 潜めている 消えはしない 青い炎を抱いて 拍手よりも 確かな 手応えが欲しい 正気を捨てた わけじゃないけれど このリズムだけは 手放したくない 汗の軌跡を 淡々と 描いて 踊れ 電気が消えた 体育館 真っ暗な床が 僕の重さを覚えている 火花はまだ 消えちゃいない 静かなステップを 続けるだけ