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映画「おおかみこどもの雨と雪」にインスパイアされてできた曲。静かに自分を受け入れる強さというコンセプトで作りました。静かで余韻が残る作品を目指しました。
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Lyrics
透明な息が、夜を越えてゆく まだ名前もない光が、窓を染めた 冷たい風に、手をひろげた だれのものでもない空に還るように 静かな森の、その奥で わたしはやっと、わたしを見つけた 「ひとり」は怖いけど、自由でもある 雨の音が、胸の奥を洗う 雨と雪のあいだで、生まれた願い 泣きたい時、風が代わりに泣いてくれる わたしはもう、隠れない この血も、この心も、生きているから あの日の声が、耳に残る 「どんな形でも、生きていい」と呟くように 足跡(あしあと)が消えても、道は続く それを知るたび、涙があたたかい 季節が巡り、人も変わる それでも、空はわたしを見放さない 両手を広げれば、光が還(かえ)る どこにも行かなくていい、この場所で 雨と雪のあいだで、息をするように わたしの生きる音が、明日を紡(つむ)いでいく さようならの向こうに咲く ひとひらの春を、抱きしめながら 静かに目を閉じて また、あの風の音を聴く