SAY-SHOW
いい子やめた放課後クラブ
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映画「バービー」より、自分自身であることの肯定というテーマで作成しました。「期待される自分」を演じ続けてきた主人公が、その役割を一度脱ぎ捨てて1人の人間に戻る瞬間を「放課後クラブ」というちょっとポップな表現でまとめてみました。

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Lyrics

始業前の教室で
いつも通りのテンションで笑う
タイムラインはキラキラだらけで
本音だけが置いてけぼり

窓ガラスに映った顔
「今日もちゃんといい子でいよう」って
言い聞かせるたびに
少しずつ色が薄くなってく

通知の海にまぎれてく
ため息の音は誰も知らない
「大丈夫」ってスタンプ押して
ほんとは助けを求めてた

いい子やめた放課後クラブ
入会届は、いらないから
教室ぬけ出すみたいに
自分の声で名前を呼ぶ
ちゃんとしてるフリばっかで
擦り切れそうな心 一人でも
ここだけは ありのままでいていい
胸の中の秘密の場所

プリントの裏 落書きで
なりたい自分 書いては消す
「そんなの無理」って言われる前に
自分から笑って誤魔化した

駅まで続く帰り道
ヘッドフォンから流れる歌が
「そのままでいいよ」って
不器用な背中を押してくれる

点数とか 評価じゃ測れない
今日のわたしの精一杯を
誰かに見つけてほしくて
でも一番 見てないのはわたしだった

いい子やめた放課後クラブ
集合場所はわたしの帰り道
コンビニ前の灯りの下
空見上げて深呼吸する
「もう無理」ってこぼれた声も
ここではちゃんとメンバー証
泣きそうでも 笑ってても
ひとりぼっちじゃない気がした

「嫌われたらどうしよう」って
縮こまってた心が
夕焼け色の空の下で
そっと伸びをする
完璧じゃないわたしごと
受け入れてあげる勇気を
どこかで未来のわたしが
そっとくれたような気がした

いい子やめた放課後クラブ
今日の活動内容は内緒だけど
胸の奥の小さな声を
ちゃんと聞いてあげること
明日また いい子に戻っても
ここでだけは嘘つかない
そんなルールで続いていく
ちょっとゆるい変化の場所

終電前のホームじゃなくて
最寄り駅のベンチの上で
「おつかれ」って自分にだけ
小さく言ってみたなら
それだけでもう メンバーだったんだ
いい子やめた放課後クラブ